ツアーと個人旅行どちらがおすすめ?イタリア旅行の選び方と予約のポイント

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イタリアの航空券・ツアー
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イタリア旅行を計画していくと、魅力的な街がたくさんありすぎて、ツアーと個人旅行のどちらで旅したらいいのか迷う方も出てくると思います。イタリアは代表的な都市だけに絞っても、数えきれないほどの観光スポットがあります。ツアーでは有名観光地しか訪れないので、自由に回れる個人旅行はいいなと思うはずです。

このページでは「ツアーと個人旅行のメリット・デメリット、どちらがおすすめなのか?どちらがお得なのか?」について紹介していきます。また、ツアーの種類、イタリアのツアー選びのポイント、個人旅行を予約するポイントについても解説しています。

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ツアー旅行のメリット・デメリット

ツアーを選ぶだけなので、旅程の計画、航空券やホテルの手配などの手間が省けます。

①同条件で比べると、個人で航空券とホテルを手配するよりツアーの方が安い場合も多いです。

②添乗員や現地係員付きなので、言語力や治安、健康面でのトラブルも対処してもらえます。

③旅行中の事故や日程の変更があった場合は、旅行会社が補償してくれます。

④ツアーは忙しい日程のものが多く、自由度も低いので不満を感じる人も多いです。

⑤大人数での行動がストレスになったり、ルールや常識を守れない参加者がいると大変です。

個人旅行のメリット・デメリット

①フライトやホテル選びは、無数にある中から自由に決めることができます。

②訪問都市や観光スポットなど、旅行日程を自分の思うままに決めることができます。

③日程から航空券・ホテルまで自由に決められる分、自力で計画・予約しないといけません。

④トラブル時は全て自分で対応しないといけないので、行動力と多少の語学力が必要です。

⑤短期日程の旅行の場合は、旅行代金がツアーに比べて割高になることもあります。

⑥都市間移動や空港~ホテル間の移動は自力となるので、ツアーに比べて大変です。

ツアー旅行と個人旅行はどちらがおすすめなのか?

前述したようにツアーと個人旅行には、それぞれメリット・デメリットがあります。自分のタイプや旅行目的に合わせて、どちらにするか決めると良いでしょう。

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ツアー旅行はこんな人におすすめ!

  • 海外旅行の初心者
  • 言語力に不安がある人
  • 心配性、自信がない人
  • 短期旅行の人
  • 面倒くさがりな人
  • 観光は代表的なスポットだけで十分という人

個人旅行はこんな人におすすめ!

  • 海外旅行の中~上級者
  • 冒険、人と違うことがしたい人
  • マイペース、団体行動が苦手な人
  • 長期旅行の人
  • 旅費をとにかく抑えたい人
  • ツアーでは訪れない場所も観光したい人
続いては旅行のタイプ別に、ツアーと個人旅行のどちらがおすすめなのか紹介します。

一人旅

通常のツアーにおひとりさまで申込む場合は、一人参加の追加料金がかかります。一人旅をされる方は行動力のある方が多いと思いますが、旅慣れないうちは一人部屋追加代金を払っても通常のツアーに参加するのが良いでしょう。一人部屋追加代金は各旅行会社やプランによっても異なるので、よく確認してください。旅慣れた頃に、一人部屋追加代金が掛からない「ダイナミックツアー」を選ぶのがおすすめです。また慣れないうちは、市内観光や空港送迎にオプショナルツアーを利用するのも手です。※ダイナミックツアーについては、後述の「ツアーの種類」をご覧ください。

学生旅行・卒業旅行

学生旅行、卒業旅行はメンバーが3名以上であれば、基本的にツアー参加をおすすめします。学生旅で意外にネックとなるのが両親の反対なので、大手旅行会社の学生向けツアーであれば説得もしやすいのではないでしょうか。親友との二人旅や一人旅なら、自由のきく個人旅行やダイナミックツアーもおすすめです。社会人になれば長期旅行は難しくなりますので、今しかできない旅に出るのも良いでしょう。日程の融通がきく学生は、時期や日程をずらすことで旅費を安くすることもできます。

ハネムーン・新婚旅行

二人とも旅慣れている、どちらかが言語力に長けている場合以外はツアーがおすすめです。挙式等の準備が忙しいので、個人手配の新婚旅行だと計画まで手が回らない場合も多いです。ツアーだとゆっくりできないのではないか、自分達だけ新婚で浮いてしまうのではないかと心配になったり、ホテルや食事の質にこだわりたいと思うカップルも多いでしょう。「ハネムーナー専用ツアー」を利用すれば参加者も同じく新婚カップルばかりなので気兼ねなく楽しめますし、日程もゆったりと組まれていたり、全体的に質の高い内容になっています。

シニア

前述したハネムーンと同じく、二人とも旅慣れている、どちらかが言語力に長けている場合以外はツアーに参加するのが良いでしょう。観光中にどれくらいの時間歩くのか明記されていたり、参加者も同年代なので気が合いやすい「シニア向けプラン」、ゆったりとした日程のツアーを選ぶのがおすすめです。たくさん観光したい気持ちも分かりますが、あれもこれもと詰め込まれすぎた内容のツアーより、ゆとりあるプランの方が帰国後の満足度も高いです。念願の周遊旅行、長期旅行の場合は「ダイナミックツアー」を利用するのも手だと思います。

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ツアー旅行と個人旅行はどちらがお得なのか?

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結局、ツアー旅行と個人旅行だったらどちらの方がお得なのか気になりますよね。結論から言うと時期や条件で変わるため、どちらがお得ということはありません。同じランクのホテルや航空会社で比較すると、大量仕入れで値引きできるツアーの方が安くなります。一見すると添乗員同行ツアーは高く思えますが、入場料や移動費、食事代が含まれていることを考えれば、決して割高ということはありません。

しかし、美術館をじっくり鑑賞したい、ツアーでは訪れない街にも行きたい、など色々とこだわりたい方にとってはツアー旅行は決してコスパが良いとは言えません。安くて評判の良いホテルに泊まれたり、良いフライトがお得に予約できたりするのは個人旅行の特権でしょう。

ツアーの種類

ツアーには大きく分けて、添乗員同行ツアー、現地係員付きツアー、フリープランツアー、ダイナミックツアーの4つがあります。添乗員と現地係員は一見すると似ていますが、大きく違いますので下記を参考にしてください。

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添乗員同行ツアー

日本出発から帰国まで、全面的に旅行のサポートをしてくれるのが添乗員同行ツアーです。空港での搭乗手続き~出国・入国審査・乗継ぎ、ホテルのチェックイン・アウト、部屋のトラブル、食事の注文時など、あらゆる場面でサポートしてもらえます。観光や食事が含まれているので、短期の日程でも効率良く旅行することができます。英語やイタリア語が不安な方、海外旅行が初めての方、安全に旅行したい方に向いています。

現地係員付きツアー

空港送迎やホテルのチェックイン・アウト、観光の時だけサポートしてもらえるのが現地係員付きツアーです。この現地係員は、日本語が話せる現地在住の外国人という場合も多いです。添乗員同行ツアーと異なる点は、空港での搭乗手続き~出国・入国審査・乗継ぎは自力で行わないといけないことです。また添乗員と違い、現地係員は同じホテルに滞在しないので、係員が帰ってしまった後のトラブルなどは自分で対応しないといけけません。

フリープランツアー

前述した現地係員付きツアーに観光が付いていないのがフリープランツアーです。要は空港送迎とホテルのチェックイン・アウト時のみ、現地係員にサポートしてもらえます。現地滞在中は終日自由行動なので、必要に応じてオプショナルツアーに参加するのも手です。個人旅行に近い旅行スタイルなので、自分好みのプランにアレンジできます。また周遊型のフリープランツアーは、電車チケットが付いてくるので、都市間は自力での移動となります。※フリープランツアーでも、一部日程で市内観光が付いてくるプランもあります。

ダイナミックツアー

航空券とホテルを自由に選んで組み合わせられる、募集型企画旅行(パッケージツアー)がダイナミックツアーです。空港送迎に関しては、オプションで付けることも可能です。一見するとダイナミックツアーと個人旅行は似ていますが、補償面で大きく異なります。

ダイナミックツアーには、旅行中の事故等に対して補償される「特別補償」、オーバーブッキングによりフライトやホテルが変更になった場合に支払われる「旅程保証」が付いてきます。一方、個人で手配した航空券とホテルには、このような補償は一切付いてきません。航空券とホテルがセットになったセット割引などの商品も同じく個人手配の旅行になるので、各補償は付いていませんから注意してください。

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イタリアのツアー選びのポイント

イタリアは世界遺産の宝庫なので、1都市滞在プランでじっくりと観光するか、王道の3~4都市周遊プランがおすすめです。ツアーを選ぶ際は、下記の7ポイントをよくチェックしましょう。

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様々な海外旅行の予約サイトがありますが、中でもJTBの海外ツアーは自分に合ったプランを探しやすい機能があります。添乗員同行ツアー、フリープランツアー、一人参加ツアーなど条件別に検索できます。ホテル・フライト・こだわり条件別でも絞り込み検索できるので便利です。ホテルのグレードや直行便or乗継便、またハネムーンや学生旅行別にも絞り込めます。

日程と時期

予算オーバーの場合は日程を前後させたり、旅行時期をずらせないか検討しましょう。出発日や帰国日を一日ずらすだけで、旅行代金が大きく変わる場合もあります。またイタリアのツアーは7~10月出発に比べ、11月以降の出発であれば驚くほど安いツアーが出てくることもあるので、春~初夏は狙い目の時期と言えます。

航空会社

直行便利用と乗継便利用のプランがあるので、どちらを利用したツアーなのか把握すること。短期の日程しか取れない方、たくさん観光したい方はやはり直行便がおすすめです。イタリア行きのフライトについては、こちらのページで解説しています。
 イタリア行きの航空会社はどこがおすすめ?直行便と乗継便の違いを知ろう

フライト時間

発着時刻や所要時間、乗継便の場合は乗継時間がどれくらいあるのか調べましょう。直行便のアリタリア航空はローマ・ミラノ線に就航しており、所要時間は約12時間、行きは13時頃出発~19時頃到着、帰りは15時頃出発~10時頃到着となっています。

ホテル

ホテルのグレードや設備、立地はどうなのか検討すること。自由行動があるツアーやフリープランツアーの場合は、観光するのに便利な立地なのかチェックしましょう。例えばローマの場合だと、どこに行くにもアクセスの良いテルミニ駅周辺のホテルに泊まるプランなども用意されています。格安ツアーの場合は、交通の便が悪い郊外に宿泊することもありますので注意して下さい。

食事

食事付きか食事なし(自由食)のプランがあるので、どちらのツアーなのか把握しましょう。イタリアの食事代は結構かかりますので、食事付きプランの方がトータルの旅行代金は安くつきます。ただし、ドリンク代は別料金のことが多いです。格安ツアーの食事は美味しくない場合も多いので、こだわりたい方はよく検討しましょう。

移動手段

都市間はどの交通手段で移動するのか検討しましょう。フリープランツアーだと1都市滞在、添乗員同行ツアーだと複数都市を周遊する傾向にあります。周遊ツアーの場合は、バス・電車・飛行機いずれかでの移動となります。バスや飛行機より、早くて便利な高速列車(イタリアの新幹線)を利用するプランがおすすめです。例えば、ローマ~フィレンツェ間なら約1時間半で結ばれています。

滞在時間

訪問都市の滞在日数と観光スポットでの滞在時間はどれくらいあるのか調べましょう。お目当ての観光スポットが日程に組み込まれているなと安心していたら、車窓からの見学だった、じっくりと見て回れなかった(滞在時間が極端に短い)ということもあります。

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個人旅行を予約するポイント

イタリアを個人旅行するなら、ぜひ周遊旅をしてみてください。ツアーでは訪れないような街や観光スポットに足を延ばせば、素敵な発見がたくさんあるでしょう。

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航空券

航空券には往復・周遊・オープンジョーの3タイプがあります。往路と復路の出発空港と到着空港が同じなのが往復航空券、異なるのが周遊・オープンジョー航空券です。周遊航空券は都市間移動が飛行機となり、オープンジョー航空券は自力で各交通機関を利用し移動します。3タイプとも航空券の価格はほとんど変わりません。例えば、ヨーロッパの都市とイタリアの都市を巡りたい場合は周遊航空券、イタリアの複数都市訪問プランならオープンジョー航空券がおすすめです。航空券については、こちらのページで詳しく解説しています。
  イタリア行き航空券を格安で予約しよう!相場やおすすめの予約サイトとは?

ホテル

アクセスの良い、駅近くのホテルに泊まるのがおすすめ。特に観光を重視する方、複数都市を巡る周遊旅行の場合は、駅近くのホテルに泊まると移動の際に便利です。同じような条件のホテルをいくつか比較したり、口コミ評価をよく確認するのがホテル選びで失敗しない秘訣です。ホテルについては、こちらのページで詳しく解説しています。
 失敗しないホテルの選び方とは?イタリアのホテル事情と相場について知ろう

移動手段

イタリアでの都市間移動は、高速列車を利用するのが一番便利です。イタリアの国内交通はバス・電車・飛行機がありますが、中でも早くて便利なのがイタリアの新幹線である高速列車。現地の窓口で並んだり、日本語には未対応の券売機を操作する自信がない人は、事前予約していくと良いでしょう。イタリアの鉄道チケットは、トレニタリア公式サイト(英語)やレイルヨーロッパ公式サイト(日本語)から予約できます。

オプショナルツアー

一部日程でオプショナルツアーの利用も検討しよう。自力で市内観光するのが不安な方、効率良く観光したい場合は、オプショナルツアーを上手に活用すると良いでしょう。特にフィレンツェからピサの斜塔を訪れたい場合など、郊外の観光地に行きたい場合に利用すると時間の節約になり便利です。JTBなど各旅行会社では、様々なオプショナルツアーが用意されています。

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