「ヴィットリオ・エマヌエーレ2世記念堂」周辺の観光スポットを紹介!

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1日目 フォロ・ロマーノとコロッセオ
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最初のローマ観光は、ホテルから歩いて15分ほどのヴィットリオ・エマヌエーレ2世記念堂の周辺にあるカンピドリオ広場などの観光スポットを巡ります。そのあとは、世界遺産のフォロ・ロマーノやコロッセオに入場します。

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ヴィットリオ・エマヌエーレ2世記念堂周辺の地図

こちらの地図は、実際に私達が歩いた約1.7㎞のルートです。

道が複雑なイタリアでは、街歩きの際にスマホが使えると便利です。海外WiFiレンタルは1台借りるとスマホ5台まで接続可能なため、数人で旅行する場合は携帯会社の海外ローミングサービスよりもお得になります。1日あたりの料金は約1,000円が相場なので、各レンタルプランを比較してみると良いでしょう。
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ヴィットリオ・エマヌエーレ2世記念堂周辺の観光

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私達が宿泊したホテルパトリアからは、ナツィオナーレ通りを南方向に直進するだけなのでとても分かりやすかったです。600mほど歩くと、こちらの「Palazzo delle Esposizioni」という美術館が見えてきます。

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さらに400mほど進むとロータリーがあり、左手に教会と赤茶色の塔が見えます。この塔は「トラヤヌスの市場」内にあるミリツィエの塔です。トラヤヌスの市場の横をさらに真っ直ぐ進むと、階段が見えてきます。

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この階段を下ると…突如として遺跡が出現しました!!この辺り一帯は「フォロ・インペリアリ=皇帝たちのフォロ」と呼ばれており、歴代皇帝たちが築いたフォロ(広場)が残っている地区です。こちらはフォロ・トライアーノ、つまりトラヤヌス帝が建てた広場です。

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当時のフォロ・トライアーノは神殿、図書館、集会所などがあったとされていますが、現在は列柱しか残っていません。その中でもこちらのトラヤヌスの記念柱はしっかりと残っていました。高さ約40メートルの大理石製で、ダキア(現ルーマニア)戦争の勝利を記念し造られました。柱の表面にはダキア戦争の様子が、彫刻でびっしりと描かれています。

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フォロ・トライアーノの真向いにあるのがトラヤヌスの市場です。紀元100年頃に造られた、なんと世界最古のショッピングセンターなんです!当時は食料品や雑貨などのお店が、150軒ほど連なっていたというから驚きですね~。市場の奥には来るときに見かけた「ミリツィエの塔」があるのですが、分かりますか?

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フォロ・トライアーノの隣にあるのが、サンティッシモ・ノーメ・ディ・マリア・アル・フォロ・トライアノ教会…とっても長い名前ですね(笑)

【サンティッシモ・ノーメ・ディ・マリア・アル・フォロ・トライアノ教会】
時間:10:00~13:00/16:00~18:00
休日:金曜
料金:無料

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その隣には、デザインがそっくりのサンタ・マリア・ディ・ロレート教会があります。両方の教会ともクーポラ(ドーム)が印象的です。

【サンタ・マリア・ディ・ロレート教会】
時間:8:30~13:00/16:00~19:00、祝日は変動あり
料金:無料

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こうやって見ると、双子の教会に見えますね。

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続いては「フォリ・インペリアリ通り」を挟んで向かいにある、真っ白で巨大な建物がヴィットリオ・エマヌエーレ2世記念堂です。イタリア王国統一の初代国王であるヴィットリオ・エマヌエーレ2世を称え、建てられました。

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中央にあるブロンズ騎馬像がエマヌエーレ2世(写真右)で、その下は無名戦士を祀る「祖国の祭壇」になっています。有料になりますがエレベーターで上がった展望台からは、ローマの街並みを一望することができます。

【ヴィットリオ・エマヌエーレ2世記念堂】
時間:9:30~17:30(冬季は~16:30)
料金:記念堂は無料、展望台は7ユーロ
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次は、ヴィットリオ・エマヌエーレ2世記念堂の隣にあるフォロ・ジュリアーノです。「ユリウス・カエサルのフォロ」とも呼ばれており、「賽は投げられた」「ブルータス、お前もか」の言葉で有名なあのカエサルが建てたフォロです。

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現在は三本の円柱の神殿跡など、ごく一部だけが残っています。こちらはおそらく上下水道でしょうか?古代ローマ人はこれほど発達した文明を持っていのかと驚きの連続ですね。

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カエサルのフォロの横にある、カンピドリオ広場へ向かう道路側からの写真です。坂道になっているので、遺跡を上から綺麗に見渡すことができます。

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この道を上がっていくと、フォロ・ロマーノが見えてきました!実は「カエサルのフォロ」と「フォロ・ロマーノ」は隣り合ってるんです。入場料を節約するならここから見るだけでも充分、というぐらい丸見えです(笑)

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坂道の頂上にあるのがこちらのカンピドリオ広場です。ローマは7つの丘の上に出来ていると言われており、その一つである「カンピドリオの丘」の上にある広場です。あのミケランジェロによる設計で、床の幾何学模様がとっても美しいですね。

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広場正面をローマ市庁舎、左をカピトリーニ美術館、右をコンセルヴァトーリ宮殿に囲まれています。私達はちょうど広場の裏側から来たのですが、ほとんどの観光客は正面の階段側から来ていました。

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広場中央にあるのが、五賢帝の一人であるマルクス・アウレリウス帝の銅像です。こちらはレプリカで、本物はカピトリーニ美術館に収められています。カンピドリオ広場、フォロ・トライアーノ、カエサルのフォロは見学自由なので、いつでも訪れることができます。

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