ローマで絶対に外せない観光スポット、世界遺産コロッセオの入場レポート!

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1日目 フォロ・ロマーノとコロッセオ
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ローマを訪れたら絶対に外せない観光スポットと言えば、世界遺産のコロッセオです。世界中から観光客が訪れる人気観光地なので、入口にはいつも行列が出来ています。入場券を購入済みの方や事前にネット予約した方はスムーズに入場できますが、並ぶ列を間違えないようにしないといけません。このページでは、コロッセオに入場した様子をお伝えしていきます。

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コロッセオについて

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ローマ中心部にあるコロッセオは約2000年前に建てられた円形闘技場で、世界遺産に指定されています。周囲527m、高さ48.5m、最大で約5万人を収容できた巨大な建物です。映画「グラディエーター」でも描かれていますが、剣闘士たちが命をかけて闘いを行っていた場所であります。当時は水中ショーなどの様々な催しが行われ、食料も無償で配布されていたそうです。皇帝はローマ市民に娯楽の場を提供することで、その権力を絶大なものにしていったのです。

営業時間

1/2~2/15 8:30~16:30
2/16~3/15 8:30~17:00
3/16~3月最終土曜 8:30~17:30
3月最終日曜~8/31 8:30~19:15
9/1~9/30 8:30~19:00
10/1~10月最終土曜 8:30~18:30
10月最終日曜~12/31 8:30~16:30
※最終入場時間は、閉場の1時間前です。

定休日

1/1、12/25

所要時間

コロッセオ観光の所要時間は、30分~1時間くらいが目安となります。内部にはそれほど見どころがないので、早い人なら15分で終わるでしょう。

コロッセオの入場チケットについて

コロッセオの入場チケットは、「フォロ・ロマーノ」と「パラティーノの丘」との共通チケットになっています。このチケットを購入すれば、コロッセオ、フォロ・ロマーノ、パラティーノの丘、全てに入場可能となります。チケットの有効期限は2日間です。

・大人 16ユーロ(ネット予約は予約手数料が加算されて18ユーロ)
・子供(18歳以下) 無料

※毎月第一日曜は、無料で入場できます。

入場チケットの予約方法

コロッセオはローマでも1、2を争う人気観光地ゆえ、チケット売り場にはいつも行列が出来ています。貴重な観光時間を無駄にしないためにも、当日にコロッセオで入場チケットを購入するのは避けた方が良いです。共通チケットはコロッセオ公式サイト(英語)やゲットユアガイド公式サイト(日本語)から予約できます。

コロッセオ公式サイトから予約する(英語)

コロッセオの公式予約サイトは英語なので、慎重に予約を進めて下さい。当サイトへよくお問い合わせを頂くのが、予約が完了したのにメールが届かないというトラブルです。確認してみると、予約時にメールアドレスを間違えて入力してしまったというケースがほとんどです。残念ながらコロッセオの共通チケットは、いかなる理由があっても予約完了後の変更・キャンセルは不可となっています。テロなど不測の事態は例外。もし間違えて予約してしまった場合は、もう一度チケットを予約し直すしかありません。

  コロッセオ公式サイト(英語)

チケット販売サイトから予約する(日本語)

コロッセオの入場チケットは、チケット販売サイトのゲットユアガイドから予約することもできます。料金はコロッセオ・フォロロマーノ・パラティーノの丘の共通チケットが23.8ユーロになります。公式サイトから予約する場合よりも割高になりますが、日本語で簡単に予約できるのがメリットです。予約当日はチケットを持参すれば、優先入場の入口からすぐに入場できます。

  ゲットユアガイド公式サイト(日本語)

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コロッセオの入場レポート

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コロッセオのすぐ隣にあるのは、「コンスタンティヌスの凱旋門」です。コンスタンティヌス帝が皇位を争うマクセンティウス帝を破った「ミルヴィオ橋の戦い」の勝利を記念し、315年に建てられました。高さ21m、幅25m、大理石製の巨大な門で、非常に美しく繊細な彫刻が施されています。

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凱旋門といえばフランス・パリのものが有名ですが、パリの凱旋門はこちらをモデルに建てられました。

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コロッセオには、こちらの西側入口から入場します。入口では金属探知機によるセキュリティチェックが行われており、チケットをすでに持っている方も含め全員並ぶ必要があります。私達が訪れた時は、チケット購入済みの方もこれからチケット購入する方も同じ列に並んでいましたが、訪問時期によっては並ぶ列が分かれていることもあります。ここは現地の様子を見てフレキシブルに対応して下さいね。

  ネットで予約済みの方、フォロ・ロマーノまたはパラティーノの丘で共通券を購入済みの方、ローマパスを持っている方も全員並ぶと覚えておきましょう。

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セキュリティチェックを終えて建物内に入ると、看板が立っており、通路が左右に分かれています。左側の通路「ネット予約者」「共通券をすでに持っている者」「ローマパスの保持者」右側の通路「共通券の購入希望者」です。右側の通路はこれからチケットを購入する人の列ですから、間違えると大幅に時間をロスするので注意して下さい。

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ゲートを通過して先へ進むと、オーディオガイドの貸し出しカウンターがあります。料金は1台5.5ユーロ、日本語版の音声ガイドもあります。デポジットとしてパスポートを預ける必要があり、オーディオガイド返却時に返してもらえます。

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オーディオガイド貸し出しカウンターの辺りには階段があるので、2階から見学していくと良いでしょう。2階へ上がるとちょうどコロッセオの東側に出て、全体を見渡すことができます。2000年も前に、こんな巨大スタジアムの建築技術を持っていたなんて凄すぎますよね!

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内部は一周しても15分ほどなので、ぐるっと回ってみました。観客席は下から順に、皇帝 → 議員 → 騎士 → 市民 → 奴隷と身分によって分かれていました。実は当時のコロッセオは大理石で装飾されていたので、大理石製の客席が一部残っています。

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床に目をやると無造作に遺跡の一部が転がっていましたが、保護しなくて大丈夫なのでしょうか?

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1階を見下ろしてみると、けっこう高さがあるのが分かりますね。皆さん2000年前の遺跡に座って、くつろいでいるようですがこれはいかがなものか…。

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ちょうど建物を半周して西側にやってきました。コロッセオ全体が綺麗に撮影できる場所は、西側か2階へ上がってすぐの東側です。

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コロッセオの壁のすき間からは、コンスタンティヌスの凱旋門が見えました。この壁は、薄いレンガをたくさん積み重ねてコンクリートで接合してあるそうです。恐るべし、古代ローマ人の技術力!

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さらに半周してみると、巨大な十字架が立つ「皇帝席」が見えました。皇帝席は日光が当たらないように設計されていた特等席だそうです。

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ちょうど一周した辺りでは、コンスタンティヌスの凱旋門とパラティーノの丘が見えました。階段があったので、ここで1階へ下ります。

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かつての床面は失われていますが、1階では地下空間を間近で見ることができます。地下には競技で使われるライオンなどの猛獣が準備され、手動式の昇降機で舞台に登場させていたというから驚きです。

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コロッセオの内側と外側の間にある廊下では、発掘品などの展示も行われていました。以上でコロッセオの見学は終了になります。

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入場時とは違い、こちらの南側出口から退場しました。周辺には記念撮影を求めてくる剣闘士の恰好をした人がいますが、ぼったくり価格を要求されたり、スリに遭ったという被害も多いのでくれぐれも注意して下さいね。

コロッセオのチケット予約サイトはこちら
  コロッセオ公式サイト(英語)
  ゲットユアガイド公式サイト(日本語)
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