ベネチア滞在2日目は、ベネチア本島にあるサン・マルコ広場周辺を観光していきます。このサン・マルコ広場周辺は、ベネチア観光のハイライトとも言える場所でいつも混雑しています。ベネチアの主要な観光スポットが集中していますから、時間がない方はこのエリアだけ観光すると良いでしょう。
ベネチア観光の中心地サン・マルコ広場
サン・マルコ広場へ移動
私達は、宿泊していたリド島からベネチア本島へ水上バスのヴァポレットで向かいました。リド島のヴァポレット乗り場では、C乗り場から発着するサン・マルコ広場までの直行便14番線に乗り、15分ほどでベネチア本島に到着しました。この日は、あいにくの空模様でのスタートです。
サン・マルコ広場前にあるSan Zaccaria(サン・ザッカリア)停留所の周辺には、ベネチア名物のゴンドラがたくさん係留されていました。このゴンドラに乗って、水路からの観光も素敵ですね。ゴンドラはコースや料金が大体決まっており、30~60分で60~120ユーロ/1艇が相場です。
ゴンドラは現地で手配もできますが、心配な方はオプショナルツアーを利用すると便利です。様々なプラン・料金があるので、オプショナルツアーのサイトを比較してみると良いでしょう。気軽に楽しめる30分コースや生演奏付きのゴンドラツアーが定番です。
【ベルトラ】ゴンドラ30分コース 生演奏付きプラン
【JTB MyBus】ゴンドラ貸し切りクルーズ 日本語ガイド付き
【ゲットユアガイド】ゴンドラ30分コース 4,000円~
対岸には1日目にも見かけた、サン・ジョルジョ・マッジョーレ島と教会がありました。水面すれすれに教会がありますから、高潮時は間違いなく水没しそうですね。
時間:8:30~18:00
料金:鐘楼6ユーロ
サン・マルコ広場周辺の観光スポット
サン・マルコ広場周辺は、コンパクトなエリアの中に主要な観光スポットが集まっています。緑色で塗りつぶされているのが「サン・マルコ大広場」、水色が「サン・マルコ小広場」です。それでは、ポイントA~Hまで順番に観光スポットを紹介していきます。
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ポイントA こちらはドゥカーレ宮殿と監獄を繋いでいた、ため息橋です。この橋を通った囚人は、生きて帰れないと言われていた悲しい歴史があります。ドゥカーレ宮殿を見学すると、ため息橋の内部も見学することができます。この辺りは特に観光客が多くて混雑していた場所なので、スリにはくれぐれも注意してください。
ため息橋から少し歩くと、サン・マルコ広場が見えてきます。広場には美しい建物が並び、まるで中世にタイムスリップしたかのような気分になります!ここは運河に面したサン・マルコ小広場の方で、もう少し先へ進むと大広場もあります。
ポイントB サン・マルコ広場にやってきて最初に目に入るのが、こちらのドゥカーレ宮殿です。共和国時代に総督の自宅と政庁を兼ねて建てられた、ゴシック建築の宮殿になります。ベネチア派画家の作品が展示されており、世界最大の油絵であるティントレットの「天国」は見逃せません。
時間:4月~10月 8:30~19:00、11月~3月 8:30~17:30 ※最終入場は1時間前
料金:20ユーロ(サンマルコ広場ミュージアムチケット)
ポイントC ドゥカーレ宮殿の向かいに立つ赤いレンガ造りの塔は、大鐘楼です。塔の上部にある見晴台は、360度ベネチアの街並みが見渡せる絶景スポットになっています。
ポイントD 広場の中心的存在と言えるのが、こちらのサン・マルコ寺院です!残念ながら今回は外壁の工事中でしたが、それでも素晴らしさは充分に伝わりました。豪華絢爛なモザイク画や内部の装飾は、ベネチアがいかに繁栄していたかを物語っています。
ポイントE サン・マルコ寺院の隣にある時計塔は、予約者のみ内部見学できます。青地の美しい星座表の上には、聖母子像と有翼のライオン像が飾られていました。500年以上も時を刻み続けており、塔のてっぺんには正午を知らせるムーア人像と鐘があります。
ポイントF 新行政館、ポイントG コッレール博物館、ポイントH 旧行政館です。新・旧行政館は、外観のみの見学となります。写真右奥にあるのがコッレール博物館で、ベネチアの歴史や文化を紹介しており、ベネチア派画家の作品も展示されています。
時間:4月~10月 10:00~19:00、11月~3月(日曜~木曜10:30~17:00、金曜・土曜10:30~19:00) ※最終入場は30分前
料金:20ユーロ(サンマルコ広場ミュージアムチケット)
行政館の1階はアーケード街になっており、ショップやカフェが軒を連ねていました。晴れている日なら、オープンテラスのカフェでゆっくり過ごすのも良いですね。
コッレール博物館側から見たサン・マルコ大広場です。広場はサン・マルコ寺院、新・旧行政館、博物館に四方を囲まれています。あのナポレオンが「世界で最も美しい広場」と言ったのも納得できる景色ですね!
【公式サイト】サンマルコ寺院 入場チケット予約(英語)
【ゲットユアガイド】サンマルコ寺院 優先入場チケット予約(日本語)
【ベルトラ】サンマルコ寺院優先入場 半日観光ツアー(日本語)