カラフルな家が建ち並び、レース編みが名産の「ブラーノ島」をリポート!

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3日目 ベネチア本島周辺の離島巡り
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ヴェネツィアン・グラス名産のムラーノ島を観光したあとは、ブラーノ島に向かいます。カラフルな家が建ち並ぶ可愛らしい島で、最近は写真映えするとあってメディアにもよく取り上げられています。私達もイタリア旅行の中で、特に楽しみにしていたスポットの一つです。

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ベネチア本島からブラーノ島へのアクセス方法

ベネチア本島からブラーノ島へは、ヴァポレットと呼ばれる水上バスを利用して行きます。ベネチア本島とブラーノ島を結ぶヴァポレットは、本島の2か所の停留所から発着しており、本島北側のフォンダメンタ・ヌォーヴェ(Fondamente Nove)停留所から12番線に乗船するのがおすすめです。ブラーノ島のヴァポレット乗り場は、ブラーノ(Burano)停留所の1か所しかありません。

ヴァポレットの路線図や時刻表は、運行会社のACTV社公式サイトをご覧ください。

出発停留所ヴァポレット番号ブラーノまでの所要時間
フォンダメンタ・ヌォーヴェ(Fondamente Nove)12番約40分
サン・マルコ広場(San Zaccaria)14番約70分

水上バスのヴァポレットの料金

水上バスのヴァポレットの乗船料金は、片道7.5ユーロ、往復13ユーロします。3回乗れば元を取れてしまうので、20ユーロの1日乗り放題券を買った方がお得です。ベネチアに数日間滞在するのであれば、2日券/30ユーロ、3日券/40ユーロ、7日券/60ユーロを買えばさらに安くつきます。私達は3日券を購入し、滞在中はヴァポレットを乗り倒しました。乗り放題券は現地のチケット売り場や券売機のほか、オンライン予約でも購入が可能です。オンライン購入の場合は、「ACTV公式サイト」またはチケット販売サイトの「ゲットユアガイド」から予約できます。

ACTV公式サイト(英語)
ゲットユアガイド公式サイト(日本語)

ブラーノ島の地図

こちらの地図は私達が実際に歩いた、約1㎞の観光ルートです。

道が複雑なイタリアでは、街歩きの際にスマホが使えると便利です。海外WiFiレンタルは1台借りるとスマホ5台まで接続可能なため、数人で旅行する場合は携帯会社の海外ローミングサービスよりもお得になります。1日あたりの料金は約1,000円が相場なので、各レンタルプランを比較してみると良いでしょう。
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ブラーノ島ってどんな島?

漁師町のブラーノ島は、カラフルな家がたくさん建ち並ぶ、レース編みが名産の島です。これほどまでにカラフルな家が並んでいるのは、漁師たちが霧の中でも自宅をすぐに見つけられるようにペイントしたからなんだとか。レース編みは、漁の網作りの技術が発展したものです。島内には伝統を伝える「レース博物館」もあり、貴重なレースが多数展示されています。

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ブラーノ島にある唯一のヴァポレット乗り場、Burano(ブラーノ)停留所です。私達はムラーノ島から12番線のヴァポレットに乗り、35分ほどでブラーノ島に到着しました。

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カラフルな家が並ぶエリアへは、ヴァポレット乗り場の目の前から真っ直ぐ延びる「マルチェッロ通り」を進むだけです。観光客はみんな同じ方向に歩いているので、すぐに分かると思います。このマルチェッロ通りは、道というよりも店と店の間の細い路地になります。道が合っているか少々不安になりますが、レース編みの土産店が軒を連ねていたら正解ですよ。

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この細い路地を50mほど進むと…噂どおり、カラフルなお家がたくさん並んでいる場所に出ました!

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まずは、運河沿いの道を真っ直ぐ進んでいきましょう。赤・ピンク・黄・オレンジ・青・緑…お隣同士で色がかぶっていないのがミラクルです(笑)観光客用にペイントしているわけではないというから驚きですよね。

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運河沿いだけでなく、路地裏のお家もカラフルなんです!かわいいミツバチさんを発見。
こういう路地裏で撮影すると、写真集っぽい素敵なショットが撮れました。

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運河沿いを真っ直ぐ歩いていくと、中ほどに小さな橋が架かっています。この橋の上は人気の撮影スポットで、このように素敵な一枚が撮れる場所なんです!

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テレビ番組のロケで、芸人の出川哲朗さんもブラーノ島へ来たそうです。世界中を飛び回っている出川さんが絶賛していたのも頷ける景色ですね。

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ちょっと寄り道して岸の方に向かってみます。この辺りになると観光客はほとんど見かけず、のどかな暮らしぶりを垣間見ることができました。住民は洗濯したり、庭で本を読んだり…カラフルなお家で本当に生活しているんですね。

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岸から250mほど歩くと、16世紀に建てられたサン・マルティーノ教会があります。

【サン・マルティーノ教会】
時間:8:00~12:00/15:00~19:00
料金:無料

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この教会のシンボルは、傾いている鐘楼です!どうやら地盤が悪いらしく、年々傾きが酷くなっているそうですが…大丈夫なんでしょうか?写真では分かりにくいと思いますが、恐ろしいほど傾いていましたよ~(笑)

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続いては、ブラーノ島で一番賑わっている「バルダッセアッレ・ガルッピ通り」に出ました。この通りには、レストランやお土産ショップが軒を連ねていました。

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そろそろお腹がすいてきたので、こちらのレストランでランチタイムにします。港町ですから、観光客に大人気なのがシーフード料理!お目当てだったイカスミパスタとマルゲリータピザを注文しました。

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イカスミパスタはびっくりするぐらい真っ黒(もちろん口も真っ黒 笑)でしたが、イカは柔らかくてちょうどいい塩加減です。特大サイズのマルゲリータピザは外はカリッ、中はモチッとしています。シンプルなチーズとトマトソースだけなのに、絶妙な味でした。コーヒーは間違って、エスプレッソを注文したらものすごく苦かった…。

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お腹もいっぱいになったので、そろそろ帰ることにします。ブラーノ島観光は駆け足で回れば30分、ゆっくりするなら1~2時間が目安でしょうか。私達はのんびり散策してランチを食べても、2時間程度しかかかりませんでした。

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ブラーノ島は石畳の照り返しが厳しいので日焼け止めは必須、サングラスや帽子もあったほうがいいです。ベネチアに来たらぜひ、おとぎの世界のようなブラーノ島へ行ってみて下さいね!

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次は、ベネチア国際映画祭の開催地であるリド島を散策します。ブラーノ島からリド島へは直行便がないので、一度ベネチア本島で乗り換えて向かいます。

ブラーノ島からリド島・ムラーノ島へのアクセス方法

ブラーノ島からリド島またはムラーノ島へ向かうには、同じく水上バスのヴァポレットを利用して行きます。リド島とムラーノ島のどちらへ行く場合にも、1時間に2~3本運航している12番線を利用することになります。ブラーノ島とリド島を結ぶ直行便はないので、一度ベネチア本島のフォンダメンタ・ヌォーヴェ(Fondamente Nove)停留所を経由して行きます。
また、ブラーノ島とムラーノ島を結ぶ便は、ムラーノ島のメインターミナルであるムラーノ・コロンナ(Murano Colonna)停留所ではなく、ムラーノ・ファロ(Murano Faro)停留所にしか発着しませんので注意してください。
出発停留所到着停留所ヴァポレット番号所要時間
ブラーノ(Burano)フォンダメンタ・ヌォーヴェ(Fondamente Nove)12番45分
ムラーノ・ファロ(Murano Faro)35分
離島巡りもしてみたいけど、ベネチア本島の観光だけで時間がいっぱいになってしまうという方は、ブラーノ島やムラーノ島を半日で巡るオプショナルツアーを利用すると効率良く観光できます。
【ベルトラ】ムラーノ島・ブラーノ島 半日ツアー(日本語ガイド)
【ゲットユアガイド】ムラーノ島・ブラーノ島 半日ツアー(英語ガイド)
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