ホテルのチェックインが終わった後は、さっそくフィレンツェ観光をスタートします。まずは観光の中心地で、いつも賑わっているシニョーリア広場の周辺を巡ります。広場にはたくさんの彫刻作品が飾られており、目の前にはヴェッキオ宮が建っています。その後はウフィツィ美術館にて、美術史に残る名画の数々を鑑賞しますよ。
シニョーリア広場周辺の観光スポットの地図
こちらの地図は私達が実際に歩いた、約2㎞の観光ルートです。
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シニョーリア広場周辺の観光
ホテルから真っ直ぐ300メートルほど歩くと、ドゥオモが見えてきました。さすがフィレンツェを代表する観光スポットなだけに、物凄い数の観光客が!!じっくり観光したい気持ちは山々なのですが、ドゥオモ観光は後日のお楽しみ…。
ドゥオモから200メートルほど直進すると、レプッブリカ広場が見えてきます。「共和国広場」とも呼ばれており、古代ローマ時代から街の中心として栄えていました。広場にはメリーゴーランドや露店、おしゃれなショップやオープンカフェなどがあり、たくさんの人で賑わっていましたよ!
さらに真っ直ぐ進みますよ~。石畳と石造りの建物が美しい、中世のような街並みですね。この通りには、アパレルのお店が多くありました。それにしても…ジリジリと暑い!!ベネチアよりフィレンツェの方が、陽射しが強く感じるのは私だけ?
続いてはメルカート・ヌオーヴォ(新市場)が見えてきました。回廊の敷地内には、財布やバッグなどの革製品を扱う露店などがぎっしりと並んでいます。ショップに比べると価格も安めに設定されており「安くするから買ってって~!」と声を掛けられたので、値切り交渉もできそうな雰囲気でしたよ。この市場にはブロンズのイノシシ像があるのですが、このイノシシの「鼻を撫でると幸せになれる」というジンクスがあるそうです!ぜひ撫でてみてくださいね~。
お腹がすいたので、この辺りでランチタイムにします。時間がないのでサクっと食べられそうなホットサンドにしました。もっちりとしたバンズに、カツレツとレタス・トマトがサンドされています。その場で温めてくれ、ボリュームがあるのでこれ一つでお腹いっぱいになりました。
続いてはシニョリーア広場と中心に建つヴェッキオ宮です。「ヴァッケレッチャ通り」という細い路地を曲がると、この二つが突然現れます。シニョリーア広場は中世の頃から政治の中心として栄え、現在も多くの観光客と市民で賑わっています。彫刻作品がたくさん並んでおり、まるで野外美術館のようです。
94メートルのタワーが印象的なヴェッキオ宮は、14世紀に建てられました。かつては共和国政庁舎だった建物で、現在も市庁舎として使用されているというから驚き!一部が美術館として公開されており、ミケランジェロとダヴィンチの絵画対決が行われた「500人大広間」が最大の見どころです。
時間:【博物館】4~9月 9:00~24:00、10~3月 9:00~19:00、木曜~14:00
【タワー】4~9月 9:00~21:00、10~3月 10:00~17:00、木曜~14:00
休日:博物館・タワーともに12/25
料金:博物館10ユーロ、タワー10ユーロ、博物館+タワー14ユーロ
ヴェッキオ宮の入口には、ミケランジェロ作「ダビデ像」のレプリカ(写真右)があります。本物はアカデミア美術館に所蔵されています。写真左はヴァンディネッリ作「ヘラクレスとカークス像」です。
ヴェッキオ宮の左側には、バルトロメオ・アンマナーティ作「ネプチューンの噴水」があります。大理石とブロンズで出来ており、ネプチューンは海の神様です。
さらにお隣には、ジャンボローニャ作「コジモ1世の騎馬像」がありました。コジモ1世はメディチ家の当主で、ウフィツィ美術館やヴァザーリの回廊を建設した人物です。
ヴェッキオ宮の右側にはロッジア・ディ・ランツィ(ランツィの回廊)があります。3連アーチの美しい回廊で、彫刻作品がたくさん展示されていました。ベンヴェヌート・チェッリーニ作の「ペルセウス」が特に有名です。
さて、続いてはシニョリーア広場から600メートルほど東にあるサンタ・クローチェ教会にやってきました!教会前には大きな広場があり、真っ白なファサードが美しいですね~。ガリレオ・ガリレイやミケランジェロなど、イタリアを代表する著名人の墓があります。教会内には様々な絵画や彫刻があり、ジョット作「聖フランチェスコ伝」は必見です!
また教会内には革工房が併設されており、レザーグッズ作りが体験できます。時間があれば挑戦してみてはいかがでしょうか?
時間:月~土 9:30~17:30
日曜、祝日、1/6、8/15、11/1、12/8 14:00~17:30
休日:1/1、6/13、10/4、12/25-26、イースター(復活祭)
料金:6ユーロ
※露出の多い服装とフラッシュ撮影は禁止です。
それでは元来た道を戻り、ウフィツィ美術館へ向かいます!500メートルほど戻ると、ヴェッキオ宮の側面が見えてきました。シニョリーア広場と美術館は道が繋がっているので、広場を通って美術館に行きます。
ヴェッキオ宮横の小道を通ってウフィツィ美術館に到着しました!
フィレンツェは見どころがコンパクトにまとまっているので、基本的に徒歩で観光できる街です。自力でも観光しやすい街ですが、オプショナルツアーを利用するとより効率良く観光できます。