ベネチア国際映画祭の開催地である、人気のリゾート地「リド島」を紹介!

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3日目 ベネチア本島周辺の離島巡り
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カラフルな家が建ち並ぶブラーノ島を観光したあとは、リド島に向かいます。私達はリド島に滞在しているのですが、実はまだ島内をゆっくりと歩いていなかったんですよね。このリド島散策が、3日間に及ぶベネチア観光の締めくくりとなります。

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ベネチア本島からリド島へのアクセス方法

ベネチア本島からリド島へは、ヴァポレットと呼ばれる水上バスを利用して行きます。ベネチア本島とリド島を結ぶヴァポレットは、主に本島の3か所の停留所から発着しており、サン・マルコ広場から乗船するのが一番便利です。ローマ広場発着の便なら、5.1番線か6番線の使い勝手が良いでしょう。リド島には3か所の停留所がありますが、サンタ・マリア・エリザベッタ(Santa Maria Elisabetta 略してS.M.E.)停留所がメインターミナルとなります。

ヴァポレットの路線図や時刻表は、運行会社のACTV社公式サイトをご覧ください。

出発停留所 ヴァポレット番号 リド島までの所要時間
ローマ広場(P.le Roma) 1番 約65分
2番(夏季限定便) 約50分
5.1番 約35分
5.2番 約55分
6番 約30分
サンタルチア駅(Ferrovia) 1番 約60分
2番(夏季限定便) 約45分
5.1番 約40分
5.2番 約50分
サン・マルコ広場(San Zaccaria) 1番 約15分
2番(夏季限定便) 約15分
5.1番 約15分
14番 約15分

水上バスのヴァポレットの料金

水上バスのヴァポレットの乗船料金は、片道7.5ユーロ、往復13ユーロします。3回乗れば元を取れてしまうので、20ユーロの1日乗り放題券を買った方がお得です。ベネチアに数日間滞在するのであれば、2日券/30ユーロ、3日券/40ユーロ、7日券/60ユーロを買えばさらに安くつきます。私達は3日券を購入し、滞在中はヴァポレットを乗り倒しました。乗り放題券は現地のチケット売り場や券売機のほか、オンライン予約でも購入が可能です。オンライン購入の場合は、「ACTV公式サイト」またはチケット販売サイトの「ゲットユアガイド」から予約できます。

ACTV公式サイト(英語)
ゲットユアガイド公式サイト(日本語)

リド島の地図

こちらの地図は私達が実際に歩いた、約3㎞の観光ルートです。

道が複雑なイタリアでは、街歩きの際にスマホが使えると便利です。海外WiFiレンタルは1台借りるとスマホ5台まで接続可能なため、数人で旅行する場合は携帯会社の海外ローミングサービスよりもお得になります。1日あたりの料金は約1,000円が相場なので、各レンタルプランを比較してみると良いでしょう。
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リド島ってどんな島?

毎年9月に行われるベネチア国際映画祭の開催地として有名で、映画「ベニスに死す」の舞台にもなった島です。またヨーロッパ人にとってはバカンス地としても人気が高く、ビーチ沿いにはずらりと日除け小屋が並び、バカンスを楽しむ人達で賑わっています。映画祭の時期以外はのどかな島で、ベネチア本島と違ってバスや乗用車が走っているのも特徴です。

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私達はブラーノ島からリド島へ向かいましたが、2島間を結ぶ直行便はありませんのでベネチア本島を経由して行きました。ベネチア本島のFondamente Nove(フォンダメンタ・ヌォーヴェ)停留所で5.2番線に乗り換え、約25分でリド島に到着します。

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しばらく船に揺られていると、リド島が見えてきました!左側に見えるのは、戦死者のために造られた「サンタ・マリア・デッラ・ヴィットーリア教会」です。ヴァポレット乗り場のすぐそばにあり、緑色のドームが印象的な建物でした。

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こちらがリド島のメインターミナルである、Santa Maria Elisabetta(サンタ・マリア・エリザベッタ)停留所です。

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改札口を出ると、可愛らしいホテルが数軒並んでいました。駅前のロータリーを左に曲がると、島のメインストリートである「グランヴィアーレ・サンタ・マリア・エリザベッタ通り」があります。

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このメインストリートには、ホテルやレストラン、カフェなどが並び賑わってるエリアです。真っ直ぐ進んで行くと、「スーパーBILLA」が見えてきます。

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スーパーをさらに直進すると、ロータリーに突き当たるので右に曲がります。映画「ベニスに死す」の舞台となったホテル・デ・ヴァンが見えてきました!現在は改装中のようで、残念ながら営業していませんでした。

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さらに進むと、アドリア海に面する全長約2㎞のビーチが見えてきました!この一帯は、公共のビーチとホテルのプライベートビーチが混在するエリアだそうです。ビーチ沿いには白い小屋がずらりと並んでいますが、レンタル用の着替え&日除け小屋です。水着を持ってくればよかった~。

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夕方近い時間にも関わらず、ビーチにはバカンスを楽しむたくさんの人が居ました。老若男女、かなりきわどい格好の方もいたので、遠目から撮影することにしました(笑)

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ビーチ沿いをひたすら真っ直ぐ進み、ベネチア国際映画祭の会場にやってきました!パッと見は地味ですが、映画祭の開催期間中はレッドカーペットが敷かれ、建物も派手にデコレーションされるんですよ。

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お隣にある建物は、映画祭の開催期間中にメディアセンターとして使われる場所です。世界各国の報道陣が、ここを拠点に取材するそうです。

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さらに進むと、モスクのような大きい建物が見えてきました!

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こちらは映画祭の期間中に世界各国の映画スターが泊まるエクセルシオールホテルです。風格がありますね~。あの北野武監督もここに宿泊したのでしょうか?

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映画スター達は直接この水路から、水上タクシーでホテルに乗り付けるそうですよ。以上で3日間に渡るベネチア観光は終わりになります。

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私達はここから800mほどの場所にある「ホテル・アトランタ・オーガスタス」に滞在しているので、このままホテルに戻りました。

ベネチアの雰囲気がとても気に入ったので、まだまだ滞在したい気分なのですが…。次のページからは、第2の訪問都市であるフィレンツェ滞在の様子をお伝えします。

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