時間がない人は押さえておくべき!フィレンツェの「ドゥオモ」見学ポイント

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3日目 ドゥオモ周辺の観光
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ジョットの鐘楼からフィレンツェの街並みを一望したあとは、その隣に建つドゥオモサン・ジョヴァンニ洗礼堂へ入場します。フィレンツェには多くの観光・ショッピングスポットがあるので、ゆっくり見学時間が取れない方も多いと思います。これだけは押さえておきたいドゥオモ(サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂)とサン・ジョヴァンニ洗礼堂の見学ポイント8つを紹介しますので、参考にしてください。

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ドゥオモとサン・ジョヴァンニ洗礼堂について

開館時間

【ドゥオモ】
月曜~金曜 10:00~17:00
土曜 10:00~16:45
日曜・一部祝日 13:30~16:45
1~4・11・12月の木曜 10:00~16:30
5・10月の木曜 10:00~16:00

【サン・ジョヴァンニ洗礼堂】
11:15~18:30
日曜・第1土曜 8:30~13:30

休館日

1/1
※詳しい開館時間と休館日は、公式サイトより確認できます。

入場料金

ドゥオモは入場無料ですが、サン・ジョヴァンニ洗礼堂は共通チケットが必要です。

【ドゥオモ共通チケット】
大人 18ユーロ
子供(6~11歳) 3ユーロ
子供(6歳以下) 無料

※公式サイトから予約する場合は、1人あたり2ユーロの予約手数料がかかります。
  ドゥオモ公式サイトで入場チケットを予約する

ドゥオモ共通チケット

ドゥオモ共通チケットがあれば、以下4施設にも入場できます。
①クーポラ(ドゥオモの展望台)
②サンタレパラータ(ドゥオモの地下聖堂)
③ドゥオモ付属美術館
④ジョットの鐘楼

ドゥオモ共通チケットの売り場

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見取り図にある茶色の建物(3か所)で購入できます。
①ジョットの鐘楼
②サン・ジョヴァンニ洗礼堂そばのチケット売り場
③ドゥオモ付属美術館

ドゥオモ共通チケットの注意事項

最初にチケットを使用した(施設に入場した)時から72時間有効です。1施設につき1回のみ入場できます。チケット裏のバーコードを各施設入口の機械にかざして入場します。

ドゥオモ入場時の禁止事項

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ドゥオモでは、肌の露出、携帯通話、喫煙、飲食、ペット同伴は禁止されています。服装に関しては、肩と太ももが露出している服(キャミソールやタンクトップ、ショートパンツやミニスカートなど)は神聖な場所ですから控えた方が良いです。

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ドゥオモの見学ポイント8選

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フィレンツェのシンボルであるドゥオモ(サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂)は、140年以上かけて建設されました。現在の姿になるまで600年も費やしたというから驚きです!高さ107mもある八角形のクーポラは、世界最大の石積建築のドームです。「花の聖母マリア教会」の名にふさわしく、細部に渡って美しい装飾が施されています。

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それではまず、ドゥオモの見学ポイントを紹介していきます。

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ポイント① まずは、外壁の繊細で美しいファサードを鑑賞しましょう!白の大理石を基調として、赤、緑とイタリアカラーの大理石で装飾されています。

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入口では簡単な荷物と服装検査があり、肌の露出が多い服装の人にはケープが無料で配られていました。大聖堂は入場無料なので、特にチケット提示などの必要はありません。
ポイント② 入場するとまず目に飛び込んできたのが、開放的な聖堂内部です。聖堂は3万人も収容できる巨大な空間で、ラテン十字の形をしています。

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間近で見ると、とても大きな柱が丸い天井を支えているのが分かりますね。床は美しい幾何学模様の色大理石で、びっしりと覆われていました。聖堂内を左側の壁伝いに進むと、フレスコ画や彫刻が目に入ります。
ポイント③ 写真右はパオロ・ウッチェロ作のフレスコ画「ジョン・ホークウッド」です。

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更に進むと、ポイント④ ドメニコ・ディ・ミケリーノ作「ダンテの神曲」が飾られています。この絵画をよく見ると、右側に当時のフィレンツェの街並み「ドゥオモ」と「ヴェッキオ宮」が描かれているんですよ。

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大聖堂の一番奥にあるのは、ステンドグラスがとても美しい中央祭壇になります。そして中央祭壇の真上を見上げてみると…

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ポイント⑤ ドーム型の天井には、圧巻の「最後の審判」が描かれていました!このフレスコ画は、ヴァザーリの回廊を建築したジョルジョ・ヴァザーリが中心となって制作したものです。天国(上部)と地獄(下部)どちらに行くか、神の裁きを受ける場面です。

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帰り際に出入口の真上を見上げると、ポイント⑥ パオロ・ウッチェロ作の時計があります。普通の時計とは違い逆回りに動き、「Ⅰ」はミサが行われる時間=日没を示しています。昔の人は今何時かよりも、日没まであと何時間なのかが重要だったということですよね。

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続いては、ドゥオモの真向いにあるサン・ジョヴァンニ洗礼堂を訪れます。

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ポイント⑦ 洗礼堂で一番有名なのが、ロレンツォ・ギベルティ作「天国の門」です。旧約聖書の10場面が、10枚のブロンズパネルに彫像してある何とも豪華な扉になります。残念ながら外壁は改修工事中だったのですが、天国の門は見ることができました。

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天国の門とは別にある、こちらの入口でドゥオモ共通チケットを機械にかざして入場します。

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サン・ジョヴァンニ洗礼堂は、聖ジョヴァンニ=洗礼者ヨハネに捧げるため11世紀に建設されました。中世にはダンテもここで洗礼を受けたと言われている、八角形の格式高い洗礼堂です。ドゥオモと同じく、外壁も内部も美しい模様の色大理石で装飾されていますね。

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ポイント⑧ 約100年かけて制作されたという「天井のモザイク画」は必見です!「最後の審判」など、聖書にまつわるいくつかの場面がびっしりと描かれています。あまりの迫力と美しさに声も出ません…。大聖堂より空いているのでゆっくり見学できました。

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以上がドゥオモとサン・ジョヴァンニ洗礼堂を最短で見学する、8つのポイントです。これだけなら1時間で充分見て回ることができるので、ツアー旅行の自由時間でも焦ることなく見学できるでしょう。ドゥオモにはこの他に、クーポラ(展望台)、サンタレパラータ(地下聖堂)、ドゥオモ付属美術館があります。時間がある方はぜひ訪れてみてください。

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フィレンツェ駅に向かう途中、路上では上写真のようにパフォーマンスをしている人や道路に絵を描いている人もいました。さすが芸術の街ですね!これでフィレンツェ観光が終了しましたので、続いては3都市目のローマに移動します。

フィレンツェは人気の観光スポットが中心部に集まっている街なので、基本的に徒歩で観光地を巡ることができます。効率的に観光したり、都市間を移動をするなら、ドゥオモまたはフィレンツェ駅から徒歩10分圏内のホテルに泊まるのが一番便利です。

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